民主商工会は戦後ただちに全国各地の業者を結集して生まれ、全商連の旗の下に、一貫して全国の中小業者の営業と生活・権利を守り、社会的・経済的地位の向上をめざして奮闘してきました。
 県内においても1962年2月に鶴岡民主商工会が結成されて以来、1965年10月には山形民主商工会が、1966年4月には酒田民主商工会、1972年3月には米沢民主商工会が結成され、県下の主要な地域で活動を展開するに至りました。
 山形県商工団体連合会は、この民主商工会を中心とした県内の業者団体の連合組織として1975年7月に結成され、さらに1975年10月には北村山民主商工会、翌1976年9月に新庄民主商工会、1983年1月には西村山民主商工会、1994年4月に長井民主商工会が相次いで結成されて加盟し、県内の税務署所在地すべてに民主商工会が結成されました。
 本会は、会員の総意にもとづいて自主的・民主的に運営され、中小業者の真の利益を守るために、すべての中小業者と県民に支持される道理にあった(3つの理念)活動を行い、組織を強め大きくするために奮闘します。
 本会は、すべての業者と団結し、また共通の要求で多くの中小業者団体と共同して行動し、営業と生活・権利を守り、その繁栄のために奮闘します。そして、労働者、農民をはじめとする県民各層と提携し、安心して営業し、生活が保障される平和で民主的な社会をめざして奮闘します。

 山形県商工団体連合会は全国商工団体連合会に加盟して、全国の都道府県連合会・民商と団結し連帯して運動を進めています。

3つの理念

  • 民商・全商連運動は会員の利益・幸せだけでなく、中小業者全体、大きくは国民全体の幸福とつながっている。要求と活動方法が道理に合ったものであったからこそ、さまざまな権力的攻撃のなかでも一貫して前進している。
  • 団結こそ何ものにも勝る宝である。自らが大きく団結したときこそ、中小業者の切実な要求を実現することができる。
  • 中小業者は、共通する要求で、労働者、農民などの国民各層とともにたたかうならば、その要求実現の道をさらに大きく切り開くことができる。